世界最速のディスクトップ・インクジェットプリンタって?
インクの量は各50mlでブラックのカートリッジは2個分が一体になっています。印刷可能枚数は、シアン、マゼンタ、イエローが6000枚(A4判、5%)、ブラックは7000枚(A4判、5%) と謳っていますが、起動時や印刷終了時、電源off時にクリーニングが始まるらしいので実際は少なくなります。
残量が5%を切り出し、より少なくなると警告が出始め、0%になると他の色のカートリッジが空で無くても印刷はできなくなるので注意が必要です。
(カートリッジを追加購入して交換したときからカウント数等を記録してみたので参考にしてください。)

インクのタイプは水性で、普通紙やインクジェット対応紙では乾きは早かったです。水性の為か何枚か印刷してもインクの濃度が薄い時がありました。冬の期間だったのですが、始めはヘッドの調子が悪いのかと思いヘッドクリーニングを行っていたのですが、刷り始めと終わりでは後の方が濃かったので、もしかしたら温度も関係が有るのではと気づき、室温を高めにしたら、改善いたしました。

インクジェット対応でないコート紙にも試してみましたが、給紙の通り道のせいなのか印刷面に擦れ後が出る時があり、また数枚印刷したあと印刷面の裏側を見ると汚れが付いていたこともありました。
プリントサンプルです。(普通紙、コート紙、インクジェット対応マット紙の順。ノーマル印刷。1200dpiグレースケールでスキャン。191Mb)
滲みについては他の方式のインクジェットプリンタ同様、用紙次第であろうと思います。
印刷後の水濡れについては、染料タイプと同様に思われますが、一応試して見ました。

写真左上:数秒水につけたもの(インクジェット対応紙)
写真左下:霧吹きで数回かけたもの(インクジェット対応紙)
写真右下:霧吹きで数回かけたもの(普通紙)

さて、カートリッジの中はどうなっているのかと分解してみました。
どうやら、○で囲んだところのプラスチック製のボールで蓋がしてあるところからインクを充填しているみたいですが、残量のセンサーがどれに当たるかはわかりません。

インクカートリッジの購入は輸入に頼るしかないのですが、以下のショップを利用致しましたので、ご参考まで

Gmarket Korea●韓国のショッピングサイト
pcdaq●韓国のPCショップのwesite?Lpp6010N用のインクカートリッジが一番安いかも。
最近はこちらも利用できるようです。
Q0010●Gmarketの日本向けサイト/LPP6010N関連を出品している業者は少ないです。
Ebay Shop●LPP6010Nは680〜1000ドルで出品されています。

インクカートリッジの再生業者が出てきました。場所はトルコでしょうか?
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=tr&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fwww.bitmeyenkartus.com.tr%2FLomond-M101-Camgobegi-Murekkep-Tanki-DOLUM-FIYATI%2CPR-1659.html
ICチップのリセットをする装置付の充填機みたいですが、インクは純正みたいですね。いずれサードパーティーのインク・サプライヤーが出て来るかもしれませんが、いずれにしても手が出ません。当分高いインクを買わざるを得ません。
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